赤ワイン ピノ ノワール グラン レセルバ W091

土壌は火山性の堆積土で、表土は粘土質、下層土は砂利と石灰岩の混ざる土壌です。葡萄の実が色付く前の時期は、房が日光に当たり過ぎないように葉を残しておきます。収穫の1週間前に、房の周りの葉を取り除き、理想的な状態まで熟すようにします。同時にフレッシュさと充分な酸を失わないよう注意を払います。発酵前に約7日間、8度でコールド　マセレーションを行い、色とアロマを抽出します。16～21度に温度管理しながら垂直のステンレスタンクで発酵させます。少量ずつ仕込むのがポイントで、発酵用タンクの下の部分までしかマストを入れません。そうすると果皮と果汁との接触面が多くなり、ピジャージュなどでマストに負荷をかけずにソフトな抽出が可能となります。マロラクティック発酵もタンクで行います。出荷前に6ヶ月瓶熟させています。輝きのあるルビーレッド。イチゴやラズベリーの赤い果実やスミレのアロマ。口当たりは繊細でフレッシュ、バランスがとれています。余韻にも心地よい果実味が続きます。

ブドウ品種　ピノノワール